純粋に音楽として素晴らしいアニメサントラランキングベスト３

アニメといえば日常系しか観ないでおなじみ私です。こにゃにゃちは。

みなさんはアニメのサウンドトラックというものをお聴きになられますでしょうか。

私はキャラソンやらドラマCDやらの類を一切聴かず、サントラしか聴きません。

上の２つを聴かない理由はどう書いても波風が立つので書きませんが、サントラを聴く理由だけ。

・作曲者の才能を一番ダイレクトに感じることができる。

・どこで流しても波風が立たない、良質な音楽が多い。

・不快感の一切無い音楽

これらの理由からです。

といっても私が言えることは１つしかありません。

「みんなもサントラ聴こう！！！」

というわけで、個人的に、といっても日常系アニメしか観ませんので、そういうランキングになります。

アニメを見ていなくても大丈夫！純粋に音楽として日常系サントラランキングと名を打ってみました。ベスト３だけですが、よろしくおねがいします。では。

第3位：Music From "Kill Me Baby" （EXPO）

第３位は、キルミーベイベーというアニメのサウンドトラックで、作曲者はEXPOというプログレグループです。界隈では有名なんだそうで。

このサントラは、曲の半数くらいがCM前とCM後のアバンの音楽で占められており、はっきりいってそれだけいらないです。（個人的にだよ！！）

じゃあ３位でもねーじゃん、と思うかもしれませんが、ちゃんと劇中音楽として使われている曲は、１つ残らず素晴らしいのです。ほんとに、普通にプログレの曲として...というとプログレ過激派に撲殺されそうなので全力でぼかしますが、とにかくすごいです。

こんなのがアニメの、それもバックグラウンドで流れてたの？マジ？こんなに主張強すぎるのに？？

と思うほどの完成度、アクの強い楽曲ばかりです。

あと、TVサイズではありますが、アニメ界隈でも伝説と化しているOP・EDも収録されています。ぜひご賞味あれ。

１ｍｍでもアニメ界隈のことを知っていれば、良くも悪くも知っているであろう『ご注文はうさぎですか？』のサントラです。

「おいおいあのクソ萌え豚向けアニメかよ、くたばれや。」と思う人もいるかもしれません。というかネットでそういう声をさんざん見ました。

でもですね、サントラだけで素晴らしいんですよ。ほんとに。

ケルティックで民族的な音楽、しかしその中でも特にキラキラした要素だけを持ってきており、幻想的な、理想的な異国の美しさが音からメロディからあふれ出しております。

サントラにはそのアニメのOP・EDが収録されていることが多く、サントラをミックス再生してうっとりしておりますと突然それらが流れ始め、世界観の唐突な変化にがっかりすることもあります。が、ごちうさのサントラはそれらが収録されておらず、代わりにピアノアレンジ（これは劇中で流れていたが）が収録されている。

どれだけミックス再生しても、だれの前で流そうとも、アニメのサントラらしさ、アニメっぽさを感じられることはないだろう。ごちうさファンを除いて。

とにかく、民族的な、ヨーロッパの美しい旋律は、クラシックを聴いているかのようであり、どこでも流せるほどの完成度を放っている、素晴らしいサントラです。

もはやサントラではない。ほんとに。ジャケットこそ萌え要素があり、収録曲にOPとあと劇中に流れたゴリッゴリの電波ソングを除けば、上質も上質なインストのスカ、それもツートンスカやらネオスカやらと呼ばれているようなアップテンポなスカのCDであるのだ。

聴いてもらえばわかると思うが、アニメ公開から８年とか経っているのにも関わらず、いまだにテレビのバラエティー等でも流れている曲が、それも数曲入っているのだ。

MADNESSやThe Specials等のスカが好きな人は、確実に好きになれる。確実にだ。

惜しいところがあるとすれば、圧倒的な完成度を誇っているのにも関わらずこれはあくまでサントラであるので、一曲一曲が短いということだ。本当に惜しい。それだけが無念である。

しかし、曲のすばらしさに変わりはない。マジで買おう。マジで。

いかがだっただろうか。

バリヤバいのやつだけ紹介したので、全部買えばいいと思う。

もしくは、アニメを観ればいいと思う。それで「あれ？本編よりも曲ヤバない？」ってなったら買ってください。

みんなもサントラ沼にハマろう。周りに仲間がいなくて、孤立できること間違いなし！